特殊車両もトラック買取に含まれますが、特殊車両といってもその種類は豊富にありますのでその大半がトラック買取に対象になって来ます。特殊の名が付いていますが、元々は平ボディなどの車両に架装が行われたもので高所作業車などはバケットを含む設備を平ボディ車に架装が行われた特殊車両です。この高所作業車は、作業者が乗るバケットが2m以上の高さまで上昇して電線の整備や点検、道沿いに植えてある植木の手入れなどのときに利用する車です。バケットはリモコンを使って上下左右に自在に移動させることができるようになっていますが、これはバケットがアームの先端に取り付けてあるためです。
そのため、トラックの買取ではアームの動作がスムーズにかつ正確に行えること、バケットに不備がなく安全に作業者が乗り込み各種作業ができること、このような他の車種にはないポイントも重視されることになるわけです。タイやもしくはキャタピラなどを使って不特定の場所に移動できる、ブーム先端に作業用バケットを装備しているブーム式、プラットホームが垂直方法に移動する垂直昇降式などの種類があります。なお、一般的に高所作業車は公道を走行できる車両になりますが、これはトラック搭載式と呼ぶもので、工場内で使う作業車は自走式です。また、自走式は垂直方向にプラットホームが動くタイプで主に工場の中で使うことが多い、車両式は道沿いの植木の手入れや電線の点検整備、トンネル内の点検作業や電気工事などで活用されます。