トラックを乗り換えによって買取り会社に査定を依頼する際には、車体だけではなく足回りやフレーム部なども細かく点検をすることは必要です。特に寒冷地で走行してきたトラックや、沿岸部を走行させることが多い場合では、融雪剤と潮風によって錆が付着することは当然です。本来であれば仕事が終わり運送会社の駐車場で高圧洗浄機で下回りを洗う方法で錆を減らすことはできますが、既に年式も古くなり錆が目立っている場合では、買取りを利用する前には錆の部分を電動工具で研磨をして錆落としを行った上で、シャシーブラックのスプレー缶で塗装をしたり、錆びの上からでも塗ることができる塗料を購入して筆塗りをするなど、できるだけ綺麗なコンディションにすることも推奨できます。電動工具は電動ヤスリを利用する他、グラインダーで研磨をする方法もあり、どちらも高額な工具ではないので塗料を含めても1万円以内で収めることができる範囲です。
錆止め塗装を終えた後にトラックの買取りの専門会社をインターネットから探して、最低でも3社程度からホームページ上で使える査定依頼専用のフォームに情報入力をすることで最高値で売却できます。錆が付着したままでも売却は可能ですが、この場合は買取りをした会社側で研磨作業や塗装作業を行うものなので作業費として数万円の減額になる可能性があります。そのため自主的に行える範囲であれば、買取り依頼前に自ら修復をすることで減額幅を小さくすることができます。